LF101のアプリケーション
①細胞融合
ハイブリドーマの産出,プロトプラスト,酵母
②体細胞核移植,体細胞クローン
ウシ・ミニブタ・ネコ・イヌ・オオカミのクローン作製
核移植ES細胞作製
③卵子活性
ICSI(卵細胞質内精子注入)の前後の電気的活性
ICSI向けシステムはこちら
電気的細胞融合法の利点
①PEG(ポリエチレングリコール)を使用しないので細胞毒性がない
②作業が簡単
③取り扱いに特別な経験、技術を必要としない
④大量処理が可能
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LF101(細胞融合装置)のDC電圧範囲は最大930Vまで設定できますので植物細胞から動物細胞まで融合が可能です。LF101(細胞融合装置)の体細胞核移植用モデルでは通常使用される電圧範囲(50V前後)の電圧の精度が高められています。またDCパルスの波形は正確な矩形波ですので、これにより高い融合効率とバイアビリティーを実現してくれます。
LF101(細胞融合装置)では、細胞融合前(プレフュージョン)に細胞を数珠つなぎ(パールチェーン)にするための交流も細胞融合後(ポストフュージョン)の融合細胞の成熟を促進する交流電圧もフレキシブルに設定できます。
LF101(細胞融合装置)では、毎日の通常作業として行う場合、融合プログラムをセットしておけば簡単に融合が行えます。DCパルスはマニュアルでも出力できますので、細胞融合の電気条件を検討される場合はマニュアル出力機能をお使い下さい。
LF101(細胞融合装置)では、フットスイッチで融合プログラムの作動もしくはDCパルスの出力を行えますので、マニピュレーターを操作しながらでも簡便に行えます。
細胞融合用としては大容量から少量処理用までの電極チャンバーを各種揃えております。またコンタミネーション防止用にアクリル製クリアボックスもご用意しています。体細胞核移植用としては独自開発のニードル電極を各種ご用意しています。チャンバー型電極では一度に処理できる数は限定されますが、ニードル電極の場合、卵子を作業用のディッシュ内に用意しますのでより効率的に処理が行えます。また個々の卵子を視認しますので卵の質の優劣を事前に確認できます。質の劣った卵を省く事で融合効率は格段と上がります。最後に卵子を活性化させるためのディッシュ型電極もご用意しています。
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波形 | 正弦波 |
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電圧 | 0-50Vp-p |
周波数 | 0.1-3.9MHz |
時間 | 0-99s |
ポストフュージョン時間 | 0-9secもしくは∞ |
接続負荷 | >50Ω |
波形 | 矩形波 |
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電圧 | 細胞融合用 0-930V 核移植用 0-200V ※体細胞核移植用モデル |
パルス幅 | 5-99μsec |
パルス間隔 | 0.1-9.9sec |
パルス回数 | 1-99 |
電源 | 単相100V 2A 50/60Hz |
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外寸・重さ | 幅370mm×奥行430mm×高さ180mm 12.5kg |
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